| 寛平 |
そうやで。
ただ、声を録音しただけで、
どんな時に使われてるか知らんねんもん。 |
| (哲) |
確率の設定とかは、パチンコ台を作ってるところが
勝手にやってることですからね。 |
| 審司 |
「この前儲かりました」って言われるより
「負けた」って言われる方が多いらしいですね。 |
| 寛平 |
つらいで、ほんま。
そんなこんなで、
もう俺、(芸歴が)35年やもん。 |
| 審司 |
35年ですか。すっごい・・・。
僕が生まれる4年も前から
やってるってことですもんね。 |
| 寛平 |
俺もようやってきたなあって思うもん。 |
| 審司 |
今、僕らはマジックブームとか
お笑いブームとかいう、ブームで
こういうお仕事をなんとかやらせてもらってますけど、
継続がいかに難しいか・・・。 |
寛平、ウーロン茶おかわり
|
| 寛平 |
でも、審司さんみたいな
マジックをする人いてないやん。
これはいてないからええねんて。
今、ブームでマジシャンも新しい人が
どんどんどんどん出てきてるやん。
でも他とはやっぱり違うもんな。 |
| 審司 |
でも、ちょっと前のマジックブームって
あったじゃないですか、
今だいぶ落ち着いてきましたけど、
嫌でしたね、次から次から出て来るので。 |
| (哲) |
本当に出てきましたよね、たくさん。
まだこんなにマジシャンがいたのかっていうくらい。 |
| 寛平 |
審司さんがテレビに出始めた頃って
マジックブームの前やもんね。
その頃ってどんなんやった? |
| 審司 |
僕、NHK『爆笑オンエアバトル』の最初の頃から
オーディションお願いしてたんですけど、
「あ、マギー司郎と一緒だね」って言われて
出れなかったんですよ。
「あ、だったらマギー司郎に出てもらうからいいよ」って
どの局行っても、
どの番組行ってもそう言われたんですよ。 |
| 寛平 |
そうなん? |
| 審司 |
それを師匠に相談したら、
「おもしろかったら、
使われるんだからそのままでやってていいよ。
何にも問題ないよ」って。
「誰か使い始めたら、
まわりがくっついて使うようになるから、
別に気にする必要ないよ。」
って言ってもらったんです。 |
| 寛平 |
いいこと言うなあ。 |
| 審司 |
それで、『爆笑オンエアバトル』に
1回出させてもらった時に、
そこで合格できて、
そこからなんとか出れるようになったんですけど、
最初は「師匠のモノマネだから、
師匠が生きているうちはダメだ」って
言われてましたね。 |
| 寛平 |
でも、やっぱり似てくるよな、師匠には。 |
| 審司 |
そうなんですよ。
それでまた、
師匠は手品を教えないんですよ、あんまり。 |
| 寛平 |
へえ〜。
そしたら、師匠のを見て覚えていくわけ? |
| 審司 |
あの、ネタ自体は
簡単にできるのばっかりなんで・・・。 |
| 寛平 |
はははは。 |
| 審司 |
縦じまが横じまになったりとか(笑)。
だけど、あの独特の“間(ま)”とかは
後見(こうけん)で横に立たせてもらって
勉強してました。 |
| 寛平 |
そやなあ。ほんま“間”やで。
難しいよなあ。 |
| 審司 |
いやあ、あの“間”はほんとすごいですね。 |
| 寛平 |
やっぱり花紀兄さんとかも独特やもん。
僕は、新喜劇の時、
花紀京さんについとったんやけど、
やっぱり、“間”が独特やもんな。
同じセリフしゃべっても、全然違うねん。 |
| 審司 |
はい。 |
| 寛平 |
例えばな、新喜劇終わって
「飲みに行こかあ」って連れていってもらって、
そしたら店に女の子がぎょうさんおるやん。 |
| 審司 |
はい。 |
| 寛平 |
その女の子らに
「遠慮せんで、飲みや、飲みや」とか言いながら、
「あんた、ボクシングやってたん?」って
フッと言うんよ。
ほんでまた普通に他の子に「まあ、飲みや」って、
ほんま、どっくとく(独特)の間で言うんよ。 |
| 審司 |
はははは。 |
| (哲) |
ボクシングやってるわけないですからね(笑)。 |
| 寛平 |
そやねん。
だからその子らも最初は、
「は?」って感じなんやけど、
あとから「わはははっ」ってウケるんよ。
あの間がほんま独特なんよな。
マギー師匠もそうやと思うわ。 |