| 寛平 |
え?どういうこと? |
| 審司 |
師匠が一番下座に座るんですよ、
みんなでご飯を食べる時に。
そうすると、僕らは奥に行けないじゃないですか。
で、僕らはどんどん外に出て、みたいな。
それで、師匠に
(奥に座るように)言われて座るんですけど、
そうすると、他から見たら
すっごい常識知らずの弟子に見えちゃうんですよ。
常に上座に僕らが座ってて、
師匠が一番下座にいたりするんで。 |
| 一同 |
はははは。 |
| 寛平 |
ま、ちょっと照れ屋なんかもわからんね。 |
| 審司 |
そうかもしれないですね。
寛平師匠は
スタートはおいくつだったんですか? |
| 寛平 |
吉本に入ったんは20歳。
でもその前に、1年間ストリップ劇場に出てたんよ。 |
| 審司 |
あ、そうなんですか。 |
| 寛平 |
ストリップ劇場を紹介されて、ここで勉強せえって。
そこで1年やって、
そのあと吉本に入ったんやけど。
大変やったわ。 |
| 審司 |
やっぱりみんな当時はストリップ劇場なんですね。 |
| 寛平 |
そうそうそう。勉強でな。 |
| 審司 |
うちの師匠もやっぱりそうで、
師匠は「すいません」って言って出て行って
「僕、今から手品しますけど、
気に入らない人はこれ読んで下さい」って言って
雑誌を置いておくんですって。 |
| 寛平 |
へえ〜。 |
| 審司 |
それで、雑誌を取りに来た人には
飴玉を配るんですって。
その飴玉を配るのは、飴をなめさせておくと
文句が言えないから。 |
| 一同 |
はははは |
| 審司 |
「バカヤロー!」とか言えなくさせるために。 |
| 寛平 |
なるほど〜(笑)。 |
| 審司 |
それで、なんとか口封じさせといて、
なんとか10分とか15分、
次の踊り子さんまで時間をもたせてやってたよ〜
っていう話を聞きました。 |
| 寛平 |
おもしろいなあ。 |
| (哲) |
そういうのも
実際にそういう舞台に立ってる人でないと
思いつかないですもんね。 |
| 寛平 |
そうやんなあ。 |
| 審司 |
「2万回、舞台やった」って言ってましたよ。 |
| 寛平 |
に、にまんかい!? |
| 審司 |
2万回、舞台に立つってすごいことですよね。 |
| 寛平 |
それはいくつの時の時点で? |
| 審司 |
もうずいぶん前にそう話していたので、
今はそれ以上になってると思うんですけど。 |
| 寛平 |
ふわ〜。 |
| 審司 |
若い時に、1日4回、週末は6回の
ストリップ劇場のステージを
3年間1日も休まずに続けたらしいんですよ。
それだけでもものすごい回数いってるっていう。 |
| (哲) |
そうですね。だいたい・・・5000回くらいいきますね。 |
| 寛平 |
すっごいなあ。 |
| 審司 |
普通、毎日1回舞台立つだけでもすごいのに、
それでも1年で365回、10年で3650回。
それで2万回と思うと、とんでもない数だなと。 |
| 寛平 |
ほんまやなあ。 |
| 審司 |
そんなには舞台立てないですよね。
一生かけてもできないんじゃないかっていうくらい。 |
| 寛平 |
いやあ、すごい数やで。
西の方やったら、
ああいう芸風はゼンジー北京さんやもんね。 |
| 審司 |
そうですね。北京師匠。 |
| 寛平 |
こないだ、俺ら一緒やったもんな。 |
| 審司 |
はい。 |
| (哲) |
あ、そうなんですか? |